Installation

Time Burns

Time Burns

2018

縄文土器を当時の焼成温度を超えて1230度で焼き直した。古めかしい土埃は完全に焼き払われ、金液をまとってあたらしい質感に生まれ変わる。きらめく金の質感を纏うとき、土器はあらたな表情をもちはじめる。5000年以上前に生きた人々のやわらかな指の質感、土の湿り気、模様が描かれる瞬間の音、割れる瞬間の土器の重さ、雨風にさらされ土器片の角が丸くなっていくときの空気。土からつくられた土器のかたちと、時を経てつくられたかたち、そして今私がほどこすかたちが重なり合って、いまここにしかない質感が時間を触るようにあぶり出されていく。

Media 縄文土器、弥生土器、金釉薬、紙、線香、ミクストメディア